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坂口 佳史*; 朝岡 秀人; 魚住 雄輝; 川北 至信; 伊藤 崇芳*; 久保田 正人; 山崎 大; 曽山 和彦; Ailavajhala, M.*; Latif, R.*; et al.
Canadian Journal of Physics, 92(7/8), p.654 - 658, 2014/07
被引用回数:12 パーセンタイル:62.12(Physics, Multidisciplinary)アモルファスGeカルコゲナイド/銀の界面において光を照射すると拡散が促進される。非破壊かつ時間分解で観測できるJ-PARC(写楽)の中性子反射率測定を用いて、光照射によってAgが初期の急速な拡散から緩やかな拡散と2段階のプロセスを経て、界面の拡散層が形成されている様子を捉えた。
Sadowski, J. W.*; 田中 佳織*; 永井 佑紀
Canadian Journal of Physics, 91(6), p.487 - 489, 2013/06
被引用回数:2 パーセンタイル:19.96(Physics, Multidisciplinary)電荷密度波状態とは、超伝導と似た機構によって引き起こされるが、絶縁体である状態であり、そのメカニズムを研究することは新しい高温超伝導体の設計指針を与える可能性がある。それゆえ、さまざまな産業への波及効果も期待され研究されてきた。電荷密度波状態に関する研究は古くから行われていたが、いまだにそのメカニズムの詳細はわかっていない。本論文では、上記課題に対し、超伝導体で重用視される電子フォノン相互作用に着目し、バンド構造の特異性が通常と異なる電荷密度波状態を形成することが明らかになったことを報告する。なお、課題解決にあたり、多角的な解析を行うために複数のコードを多数走らせることで、バンド構造の依存性を詳細に調べた。これらの結果は、新奇な電荷密度波形成メカニズムを提案したのみならず、同様のバンド構造が電子フォノン相互作用由来の超伝導の転移温度を上昇させる可能性も意味しており、原子力分野で利用可能な機能材料開発にも貢献可能である。
広瀬 章*; 山極 満
Canadian Journal of Physics, 75(9), p.599 - 604, 1997/09
シャフラノフシフトの径微分が長波長運動論的バルーニングモード及び捕捉電子ドリフトモードに対して強い安定化効果をもつことを明らかにした。負磁気シア及び大きなバルーニングパラメータによって特徴付けられるトカマクの内部輸送障壁はこれらの圧力勾配駆動モードの影響を受けないと思われる。